今日も、珈琲の話し(^-^;
youtubeに色々な方が動画をアップしていますが、豆にしても淹れ方にしても器具にしても、それを真似したからと言って自分好みの味が出せるかとは限らない。
この動画が面白い。
こだわりの焙煎士でも、好みによって全く逆の結果になりました。。
WAKOさんは、普段ハリオのドリッパーで淹れているようなので、どちらかと言うとスッキリした味が好みなのでしょう。
3人ともそちらを選んでいることで、スッキリが基準になっていることが想像つきますね。
対して、岩崎さんは豆の成分を沢山抽出する淹れ方ですね。
岩崎さんの淹れ方で多く出た成分を、雑味と感じるのか旨味と感じるのかで結果が違ってきたのでしょう。
どちらが正しいとかでは無くて、完全に嗜好ですよね。
また見方を変えると、上の差分を抽出してしまうと人によっては雑味と感じる豆だったとも言えるのかもしれないところが面白いですね。
堀口珈琲研究所の堀口さんが、どんなに頑張っても抽出できる豆の成分は27%だとおしゃっています。
27%全ての成分を抽出しても、誰にも雑味と感じさせない豆が、最高の豆なのかもしれません。
一般人が豆を購入する時点で、
品種、産地、農園、年ごとの気候、精製方法、パッキング方法、輸送方法、精製後からの期間、焙煎方法、焙煎からの期間、販売パッケージの品質
私が思い付くだけでも、これだけ味が変ってしまう要素があります。
また買ってから飲むまで、保管期間、保管方法、挽き方、器具、量、湯温、抽出時間、腕(^-^;により飲む味は変わります。
同じ銘柄の豆を手にしても、もし味の指標が全て数字で出るとしたら同じにするのって至難の業です。
でも、人の舌はそれほど正確ではないので、これを楽しめるんですよね(^^♪
上で書いたように、同じ味にするのって大変なので、オリジナルブレンドがいつも美味しい店って凄いですよね。
全く同じ味かなんてのは、殆どの人には分からないでしょうが、高価でない豆を使い一定のクオリティに保ってブレンドするのは大変だと思います。
なので、初めてのカフェに入ると、必ずオリジナルブレンドを飲んでみます。
これが自分の好みに合えば、他を飲んでも失敗が無い気がします。
なんか、どんどん深みに嵌っていきますが、私の舌はそれほど高機能ではないので、今後は少し科学的に珈琲を掘り下げていきたい気がしています。