聖林寺十一面観音像

 

 

14日、奈良に行く事になったのでロードで自走をしていこうと思ったのですが、天気は雪模様。

旧R25を福住IC手前まで走る予定だったので、前夜から名阪国道のライブカメラをチェックしていたのですが、どうも無理そうで電車に。

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予想通り青山から宇陀までは、雪景色。

加太峠と、山添から奈良に下るまでは厳しそうでした。

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外国人観光客がいない平日の奈良公園は、静かですが鹿はせんべいの量が減って空腹そうです。

鹿せんべいを一束くらいでは腹の足しにはならないかもしれませんが、帰りにあげときました。

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で、早く着いたので奈良国立博物館で開催されていた「聖林寺十一面観音像展」へ寄ってみました。

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奈良県桜井市にある聖林寺の国宝 十一面観音菩薩立像は天平彫刻の名作で、日本を代表する仏像のひとつです。
法隆寺の国宝 地蔵菩薩立像などとともに、江戸時代までは同市の大神神社に祀まつられていました。
大神神社は本殿を持たず、三輪山やまを拝む自然信仰をいまに伝えますが、奈良時代以降には仏教の影響を受けて神社に付属する寺(大神寺、後に大御輪寺に改称)や仏像がつくられました。
本展では、大御輪寺にあった仏像や大神神社の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品なども展示します。
十一面観音菩薩立像が奈良国立博物館で展示されるのは、1998年の特別展「天平」以来24年ぶりとなります。
比類なき美しさをご覧ください。

奈良国立博物館公式サイトより引用>

 

観音堂改修工事支援のクラウドファンディングも行われています。

是非、一口(^^)/
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見には来ましたが、仏像も聖林寺も大神神社についてもほぼ知識は無いので、音声ガイド機を借りてみましたが良かった。

別料金で600円いりますが、天海祐希のナレーションが聞きやすくて、おかげでじっくりと見学することができました。

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この日は、他にお水取りの特別陳列も行われていました。

地下通路で繋がった隣接した「なら仏像館」(旧帝国奈良博物館本館)では、吉野の金峯山寺仁王門の金剛力士像が特別公開されていて、ここだけは写真撮影OKでした。

一度現地で見たことはありますが、5mを越える像を屋内で間近に見ると迫力が違います。

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仏像館には、沢山の国宝や貴重な仏像が展示されていますが、見ているとなんだか複雑な気持ちに。

文化財を保護するという事では必要なのかもしれませんが、本来作られた目的はそんな事ではなく経年で劣化したり朽ちたりしながらも、その場所で身近な人達を見守っている事に価値があるのではないのか、人々が何百年も手を合わせ守り続けているから、その地に気(今風に言うとパワースポット)が宿っていくのではないのかと。

 

インスタに十一面観音展へ行ったと投稿したら、聖林寺の倉本住職からいいね!をもらいました。

今度は、走って聖林寺へ行ってみよ。