突如、時間ができたので漕ぎ出しました。
伊勢方面へは先日行ったので、奈良を目指します。時間と体力に余裕があれば、気になっている暗峠へ足を延そうと思いますが、とりあえず奈良公園辺りまで。
昨日は、随分と風が強かったのですが少し収まっています。
気温も高めなのか、R306までの坂で汗が滲んできてウィンドブレーカーを脱ぎます。
椿まで行くとポツポツと雨が当たってきましたが、降る予報では無いので大丈夫だろうと進みますが、夜のうちにかなり降ったのか水たまりが多くてシューズがびしょ濡れになってしまいました。
山沿いを走って関に到着。いつも通り過ぎるかドリンクを1本飲んでUターンするだけなので、今日は三重県民として関宿で少しうろうろしてみました。
関は、東海道の47番目の宿場町。鈴鹿峠の手前の宿場として昔は栄たのでしょうが、今はなんだかこれって目玉のスポットもなく昔の宿場の面影を残した街並みも勿体ない感じです。周辺には、手軽な登山を楽しめる山も沢山あるのでもう少し何か工夫をすればよい気もしますが、まぁ四日市市民には関係ないか。
かなりゆっくり休んで体が冷えてきましたので出発。R25で柘植まで抜けます。
途中、関西線の線路の直ぐ真横を通りますが、撮り鉄には絶好のポイントだなと思っていたら遠くから列車の走る音が聞こえてきたので、ちょっと撮り鉄。
伊賀盆地へ抜けると、急に空気が冷たくなるのが分ります。夏は暑いし、盆地の人は忍耐強いですね。柘植からK673で阿山へ抜けてサークルKで休憩。ここで、えらいことに気が付きます。札入れを持ってきませんでした。先日やってきたばかりのLINEPayカードと、KIPSカードを持っていますので何とか帰るには困らなそうですのでこのまま進みます。
愛嬌のあるカードでしょ(^O^)
信楽を抜けて和束から加茂に抜ける道は何度か通っていますが、今日はやたらと向かい風が強くて全然進みません。湯船からR163までのじわじわと下る区間は、遅めの車ならスリップに入れる高速区間なんですが、今日は下りでも漕がないと減速していきます。
加茂に到着した時には、かなり消耗してしまいました。
ここから奈良公園までは、走ったことのない道です。R24を走っていると平城山駅横で高架になって、自転車で走っていいのか不安だったので側道へ降りたのですが進めそうな道が見つかりません。
うろうろしていると、前からロードに乗った方とすれ違ったので尋ねてみるとR24をそのままで良かったみたいです。
国道へ戻ろうとしていたら、「ならやま自転車道」の看板が目の前に。「←奈良公園」と書いてあったので入ってみたら、道は荒れていて走りにくいしクネクネ山の中を走らされて、タイムロスをしてしまいました。だから、こっちの道を教えてくれ無かった訳ですね。
奈良公園周辺まで到着しましたが、まだ1時過ぎだったので暗峠方面へ行ってみることに。
途中で、燃料補給だけしてR308を目指します。
R24からR308を右折して少し走ると、高架と旧道に分岐します。旧道は、かなり狭いのですが車は多くて超走りにくいです。
K7との砂茶屋交差点に着くと、先はさらに細いです。酷道の雰囲気が出てきました。
その先は、イトウサイクルさん前の田んぼ道と同じ幅しかありません。
でも、ちゃんと国道です(;^ω^)
田んぼを抜けると、住宅の中になりますがなんか見たくない斜度が。写真では、よく分りませんね。googlemapのストリートビューで体験できます。
後から分ったのですが、ここはまだ峠へのアプローチではありませんでした(;^ω^)
寂しい林の中を息絶え絶えに進んでいると、前からサイクルジャージを着た若いカップルが歩いてきます。女の子はバイクを押しながら、片手にホイールを持っています。男子は、バイクを肩にかけています。パンクしたのかと思って「チューブなら有るよ」と声をかけたら、「ハンガーを曲げちゃったんです」と言うことで、私にはどうしようもないので気を付けてと声をかけて進みます。
転倒したのでしょうか?なんだか不安になったてきました。
しかし、更に進むとこんな道なのに民家がポツポツとあります。車はすれ違えないし、めちゃ不便なとこなんですが。
イノシシの看板が見えると、先は何故かえらく下っています。
それもとんでもない斜度の下りです。ちょっと前からブレーキの効きが悪いなと思っていたのですが、下りだしたらどんどん加速していきそうな感じです。どこまでこの斜度が続くのか分からないので、身の危険を感じて下りたのはいいのですが、クリートシューズでは滑って立っていられません。路肩の土の部分を押していると、前からマウンテンバイクに乗った方が登って来ました。少し話していると暗峠に行くなら、こっちからでなく先の南生駒駅から登るんだよと言うことでした。
既に2時半を回っているので、今からさっき走って来たような坂を更に3.5Kmも登っていたら、帰り時間に間に合わなくなりそうなので本日はここまでにしときました。
えらく疲れた割には、峠の入り口にも達していませんでしたね。
しかし、流石に西日本三大酷道って言われる道だけあるります。登るのは押し歩きすればいいですが、下りは危険な匂いがプンプンします。一人で来るところではないのかもしれませんが、またリベンジしたいと思います。
手前のちっこい方が、走った部分です。半分くらいしか無いのにね(;^ω^)
帰ってブレーキシューをチェックしてみましたが、こんなに減っていました。
もう交換ですかね(;^ω^)左は新品。
本日の距離142Kmです。
無事帰還されたようで安心しました。
かなりDEEPなかぐわしい香りがいたします(笑)
お供出来るように精進します。
ありがとうございます(^O^)
いゃ〜ロードで行くところではない気がします。
峠のパン屋で、コーヒー飲みながらまったりする予定だったんですが、全然時間が足りませんでした。
それに、登っても小銭しか無かったんでした(^◇^;)