告別式で

今日は、三重県糸東会会長の告別式に子供と出席してきました。

本当に立派な告別式で、生前にどれだけ社会に貢献され、また周りの人を大切にされてきた方なのかがよく分ります。

私も、子供がこちらにいる時に大変お世話になりました。中学の時には全国大会へ同行していただいて、一緒に食事をさせていただいたこともありました。

後進の指導、選手の育成、技術の探求、全てにおいて情熱をもって取り組まれておられましたが、なによりお人柄が素晴らしい方でした。練習の場では厳しく指導をしていただいていましたが、私達が大会の手伝いに行くと、「ご苦労様」といつも声をかけて心遣いをしていただきました。

「実るほど首を垂れる稲穂かな」ということわざ通りの、決して立場におごる事なく気さくで有りながら、威厳と貫録を持たれた方でした。

63歳と言う若さです。定年も迎えられて、これから空手に没頭でき三重県の空手界を益々牽引していただけると、皆が期待していたと思います。本当に大きな方を亡くした思いで残念で仕方がありませんが、安らかにお眠りいただきますように、ご冥福をお祈りしたいと思います。