毎日そこに有ると、風景になってしまうことってありますよね。
ふと玄関脇の表札を見ると、随分ボロボロになっていたんですね。
で、作り直してもらおうと思ったのですが、また愛着もなく風景化してしまうのもと思って、ダメ元で自分で綺麗にしてみることにしました。
まずは、今の文字を携帯で写真撮影。
どうせなら子供の名前も入れようと、こちらは文字が有りませんのでとりあえず手書きしたものを写真撮影。
パソコンの画像ソフトに、表札の大きさを設定して取り込みます。
手書きの文字が細いので、画面上で修正。
次にサンドペーパーで、表札を綺麗にします。
劣化した表面を削ると綺麗になりました。
前の文字跡が薄っすらと見えますが、よしとしましょう。
印刷した紙と表札の間にカーボンを入れて、ずれないように両面テープで留めて、文字の輪郭をボールペンでなぞると綺麗に輪郭が転写されます。
買っておいた木簡墨を筆ペンを使って、転写した文字に塗っていきます。
塗るというより、毛筆で書く感じの方が淵が綺麗になるようです。
最後に本来はニスを塗るのですが、手作り感を残して、あまりテカテカさせたくなかったので「みつろう」を塗ってみました。
いい感じの色合いになりました。
ニス塗と違って、時々上塗りしてやればある程度綺麗さを保てると思います。
文字がボカシだらけでよくわからないと思いますが、素人作りにしては、それなりの出来栄えになったと思います。。