TIG チタニア試乗

大阪へ行っていたので、予約してTIGのチタニアに試乗してきました。

大阪も連日の暑さで、歩いていても溶けそうです。

東大阪の近鉄吉田駅で降りると、小規模な工場が立ち並ぶ町です。
まだ、早いのでまずは本社を見てきました。
主力の商品は熱交換器等で消防車のはしごなんてのも作っているそうです。ロードバイクはまだ肩身の狭い状態だそうです。
パイプ製造から組み立てまで全て純日本製チタンバイクですから、是非頑張って欲しいものです。
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予約の時間になったので、少し駅の方へ戻るとビルの1階にショールームチタニアがありました。
車椅子がたくさん並んでいます。
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早速、免許証を人質に預けてOZ-R210に試乗です。
この辺りは、全く坂が無いので平坦のみの試乗ですが、どちらにしてもこの暑さで長くは乗れません。

ショールームから出ると、なんだかポツポツと当たります。空を見上げると降りそうな雲があります。試乗が終わるまでは降るな!と言ったら結局2滴当たっただけでした(^^)v
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で、漕ぎだすと、う?
前に進まない??
漕いでる力が、どこかに行ってしまった感じです。
確かに乗り心地は正にチタンの振動で良いんです。でも、漕いでも前に…(~~;
私のRNC3の様に重くて進まないのなら体も納得するのですが、軽くて進まないと違和感バリバリです。
漕いでいるとニヤニヤしてしまうミューラーMTiの感覚が残ってるし、ホイールとかフォークとかタイヤとかで変わってくるのでしょうが、これはちょっとしんどいです。コンポはDuraでした。
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と言うことで、直ぐにOZ-R518に乗り換え。
こちらは、レースを意識した作りで全てのフレームが太く剛性が高くなっています。
乗った感じは、こちらの方が断然いいです。
カチッとしてますが、振動はチタンの丸さが残っているって感じですかね。
なので、ロングを乗るとどうかは分りませんが、硬過ぎるって感じは受けません。
むしろ、試乗車はアルテホイ-ルでしたが、もう少し剛性の高いホイールでもいい感じです。
やはりミューラーのMTiの乗り味とはいきませんが、値段も2倍違いますからそれは仕方ないですね。
少しスローピングしてるのも残念な点ではあります。
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大汗をかきながら、しばらく乗らせてもらってショールームへ帰還。

お話を伺うと、購入されるのはブルベを走られる方が多くて、210の方がよく売れているそうです。
210は、オプションでクロスオーバルチューブとメガチューブを選択できるので、それで剛性を上げるとどんな感じになるか知りたいところですが、試乗車が無いので分かりません。が、とりあえず私の場合はスタンダードチューブの210は合わない様です。

う〜迷いは続きます(^^;

Kさん、今日は無理にお願いして時間を作っていただいた上に、駅まで車で送っていただいて、ありがとうございましたm(__)m


2 Comments

  1. 早速のレポですね!
    TIGって吉田だったんですね。
    以前カイロプラクティックのプログラムを受けている時に2年ほど
    通いました。あの近辺は町工場が多い土地なのでいかにもって感じです。

    518のフォークはグラファイトデザインが供給しているのが面白いですね。
    何かご縁があるのかしら?

    しかしミュラーの呪縛は強いですなぁ(笑)

  2. そうなんですね。日本を支えている町工場って感じの会社が多かったです。

    フレームの販売なので、フォークは自分で選ばなければならないのですが、お勧めは?と尋ねたらグラファイトってことでした。

    う~そうなんですよね~。乗り心地は最高なんですが、今現在そこまで必要なのかって事なんですよね~(^^;これが最後の乗り換えってのなら、ミューラーを選ぶんでしょうが・・・

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