BRM407近江八幡300km あられも舞う極寒の下り

雨の予報もなくなり、なんとか降られずに走れそうだったので出走しました。
今回は、けんじさん、店長、Yと一緒です。

4時半にイトウサイクルに集合して、けんじさんにトランポしてもらいます。
流石にハイエース!4台余裕で乗ります。
天気も良くなったね~そだねぇ~と、のんきにチーム寅で記念撮影してもらってましたが、さすが運気上昇中の寅年トリオ的な結末を迎えることになります(^_^;)
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7時の出走時には、晴れていくような空だったのですが、多賀大社へ向かう途中でポツポツと降り出します。風も強くなってきました。

チェックポイントセブンイレブン多賀大社前店で折り返して、多賀大社にお参り。
次は伊勢神宮です。
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PC1の柘植駅へ向かう途中にトイレに寄った必佐公民館から出てきたら、自転車が倒れています。
走り出すと、トップギヤ以外ギヤ落ちして使えません。
トップ固定で走り切る自信はないので、止まって店長に調整してもらいます。一緒で良かった(^_^;)
倒れない様にしっかり駐輪しておかないと、トラブルの元ですね。

土山でR1を横切るとアップダウンが続きます。ちょっと私にはペースが早いので、暫く一人旅。10:51到着。
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トイレ休憩中の3人と合流して、走り慣れたR25を少し登るとフォトポイントの津なぎさまちまでは下り基調。風は強いままですが快調です。
昼になったので、R23手前のコンビニでパスタを補給。
12:57贄崎灯台撮影の任務完了!
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折り返して地点の内宮を目指します。
狭い旧伊勢街道で松阪市街を通過して、K37を渡ると追い風に乗ってどんどんとスピードが上がっていきます。
また、ちょっと私にはハイペース過ぎるので、Yにペースダウンすると伝えてマイペースに。
15:13ファミマ内宮前に到着。
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やっと折り返しで残り140kmですが、ここから強烈な向かい風。
R42方面へ微妙に登っていきます。
風に足を削られながら、17:07ミニストップ松阪丹生町に到着。

ここから本日の最高地点、青山峠へ向かいます。
予報に反しての強風と雨で、どんどんと体力が奪われます。
止まると半端でなく寒いので、雨宿りも出来ません。

R165の青山峠の登りにさしかかりますが、あられ交じりの土砂降り。
峠の気温は3度まで下がっています。
冬のウェアリングをしていれば大したことはないのでしょうが、先日まで夏日の気温だっただけに、暑さを考えたウェアなので過酷さが増します。やたらと登りが長く感じますが、下りの寒さを考えるとずっと登りのがいいなとか馬鹿な事を考えながらトロトロ登ります。

1個目のトンネルで、店長とYがお待ちかね。よくこんな寒い所で待っていてくれたものだと感心しながら合流。

2つ目のトンネルで下り基調になります。
さぁ、恐怖の下りの始まりです。
雨天のテクトロは、非常に効かないのでトロトロと下っていますが、それでも寒い~凍える~!!
と、1/3ほど下ったところで急にけんじさんがストップ。寒くて動けないと道端廃屋の軒下に。
これは低体温症ってやつですね。
店長とは離れてしまったので、とりあえずエマージェンシーシートにくるまってもらって、Yにいてもらって辺りに暖を取れる場所が無いか探しに行くと、ちょうど車が路地から出てくるところです。
すぐ脇の青山クレインの方で、事情を説明すると退勤時間にもかかわらず施設を開けてストーブまで点けていただきました。
大変に親切にしていただき、お蔭で大事に至らず済む事ができました。感謝、感謝です<m(__)m>

ストーブで暖まって少し移動できそうになったので、10分ほど走ったところのファミリーマート青山店まで移動。
先行して店長に連絡をしに行ってくれたYとも合流。

しかしゴールまでは、まだ70kmあります。
これ以上は無理なので、店長とYを極寒の雨の中に放り出してゴールを目指してもらい、コンビニイートインで温く温く救出を待ちます。
ここの従業員の方も、みんさんとっても親切でした。

後続の方々が、次々と凍えながらこの店に入ってきては見送りを繰り返し、3時半に救助隊到着。

みんな無事にゴールしました!の報告はできませんでしたが、けんじさんも帰りにはかなり回復していたので記憶に残るいいイベントだったとと言うことで終了(^O^)/

皆さんお疲れ様でした。

そして、大変親切にしていただいたクレイン青山とファミリーマート青山店の皆さん、本当にありがとうございました。

 

元々心肺は強くないので低ケイデンスな走り方ですが、服薬のせいか更にすぐに息が切れてしまう対策として、今回はもっとケイデンスを上げない走り方をしてみようと、立ち漕ぎを入れながら出来る限りハイギアで漕ぐ事を試してみました。
今の体調には、これの方が体力的に楽な感じです。
ただ、このコースは獲得標高も少なく青山峠も斜度が高くなかったので、不具合でガチャガチャしている時以外はフロントインナーに一度も落とさずな感じでしが、もっと足を鍛えていかないとアップダウンの多い激坂ありのコースでは足がもたないでしょうね。
本当に、歳を取るって面倒ですね(^_^;)